「HITOTSU学と般若心経の世界」全2回シリーズ第2回

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HITOTSU学と般若心経の世界、シリーズ第二回目の今回は、般若心経の全文をHITOTSU学の観点からポイントを押さえて解説して行きました。

はじめに内海講師から、なぜ今般若心経を取り上げるのか、なぜ2500年後の今でも釈迦の悟った世界が尊ばれているのか、前回の講座の大枠のまとめの意味を含めて説明がありました。

歴史が大きく動く時には、それ以前の常識や固定観念が破壊されて、全く新しい観点、ものの観方が現れています。
釈迦が破った強烈な時代の固定観念、そして人間共通の固定観念とは、人間の五感覚から来る全ての思考や感情、自分を含むこの宇宙すべての存在を全否定したことでした。そして釈迦は、錯覚の現象から目覚めれば、真実、実在は空しかないという認識の世界を断言して、それまでにない全く新しい認識方式を伝播して行きました。

釈迦が伝えたかった釈迦の認識方式が、2500年後たった今でもまだ、誰もが共有できる論理やイメージとして体系化されていない限界を超えて、悟りが一般常識になり、本当の自分のイメージに気づいた人々の人間力が花開く時代がこれから必ず来ます、というNohさんの言葉に続いて、般若心経の全文の解説に入っていきました。

全文を理解する上で、HITOTSU学から見たときに一番重要な般若心経のポイントは、前回講座でもお伝えしました「五蘊(色・受・想・行・識)皆空」のイメージと意味を理解することです


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通常人間は生まれて死ぬまで五感覚の認識の器に固定されて生きています。その自分と、自分を取り巻くように見える自分以外の全ての世界、その中で自分が思うこと、イメージすること、判断すること、知識を蓄えることなどの全ての現象は、意識がひっくり返って錯覚から目覚めた時には実は「空」という実在ひとつでしかないということを釈迦は伝えています。

特に社会が複雑で情報が多すぎる現代は、多様な思い、考えに自分自身の心が支配されてしまって心が不健康で病的な状態になりがちです。
自然に流れる水をコントロールし生活に自在に応用するダムがあるように、自然に湧き出てくる考え感情をコントロールして人生に自在に応用する心のダムが必要です、というNohさんの例えがありました。
そのような、自分の心を自在にコントロールしながら、自由で平和で愛に満ちた心の状態で生きる生き方の智慧が「五蘊皆空」の世界でもあります。


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また、釈迦は苦しい現実の世界から彼岸の悟りの世界へ案内する為の方法として、十二縁起や四聖諦といった表現を通じて人間の世界を整理し、それを納得させた上で、それでも真実・実在は空しかない、というように理解させて彼岸への舟を渡らせるアプローチをとりましたが、2500年後の現代は、科学的観点も取り入れて、釈迦が案内しようとした世界をより明確に共有するための新しい道具、新しい舟が必要です、というNohさんからの話がありました。


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般若心経でいう「色」の世界と「空」の世界、人間の五感覚脳に支配された4次元認識の世界と無意識の5次元認識の世界を疎通させる新しい道具、5次元認識テクノロジーによって、日本から、物質文明と金融経済の限界を補完して次元上昇させる心の時代、ジャパンドリームをぜひ全世界に広げて行って欲しい、その歴史の意志のために自分を道具として使って欲しいというNohさんの言葉で締めくくられた今回の講座でした。

最後はNohさんの想いに共感して12月21日に講演会を企画して下さっているパラダイム21主催の山田さんから、Nohさんへの熱いエールを頂きました。有難うございました。

次回、まとめと質疑応答の講座で、今年一年間のHITOTSU学講座は終了となります。シリーズで来られた方もそうでない方も、今年最後のHITOTSU学講座にぜひご来場下さい。ご来場いただいた皆様、どうも有難うございました。