「HITOTSU学と超ひも理論の世界」全2回シリーズ第2回

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6月に引き続き、現代物理の最先端、超ひも理論をHITOTSU学の観点とつなげてお伝えした連続2回シリーズの第2回目。
今回は、超ひも理論を理解するための要点、キーワードをご紹介しながら、現代物理の最前線が描き出そうとしている宇宙像を皆様と共有して行きました。

今回の講座の冒頭、Nohさんから、今現在私達が生きている時代は、あらゆる分野で既存のパラダイムが崩壊しているというお話がありました。
経済システムの限界、教育方式の限界、政治の機能の限界、そして、相対論や量子論が証明したような、私達の常識的な日常の世界観の限界。
今までのパラダイムが全く通用しなくなる中で、一体どのようにして、今からの時代を生き抜くための土台を立て直せばよいのか。

今までの全ての考え、認識の根本データを一度完璧にゼロに戻し、自分とは何なのか、生きるとは何なのか、宇宙とは何なのか、その深い本質を知ることの意味とつなげて、超ひも理論が描き出す宇宙像を考えて行きましょうという話しからスタートしました。

前半、前回の第一回目の内容を短くまとめて整理復習しながら、古代ギリシャの時代から、ニュートン力学、相対論、量子論、そして超ひも理論に至るまでの物理学の流れの要点を押さえつつ、超ひも理論が一体何を解明しようとしている物理理論であるのかをまず前提としてお伝えしました。

力とは何なのか、物質の根源、存在の秘密とは何なのか、それらを分析しながら、理論の統合を果たしてきた物理学の歴史。そして、すべての物理法則をひとつに統合・理解できる、シンプルでエレガントな究極の統合理論、最終理論と期待される、超ひも理論の世界。

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この宇宙全体の仕組みを明確に理解するために様々な物理理論が組み立てられてきた中で、その帰納法的アプローチの限界に対する指摘がNohさんからありました。
分析し続けることを通して、下からひとつの統合理論にアプローチする物理学の論理体系。
逆に、東洋的な、ひとつの演繹的な上からのアプローチの必要性がNohさんから語られた後で、西洋の科学者に、演繹論理を頭の中に入れて帰納法的物理理論までを組み立てる人がいないという、重要な指摘がありました。

ひとつの理論で宇宙全てが説明できるのであれば、ひとつの動きによって、1から2、3、4、5…と生まれていく複雑な現象と物理的変化、化学的変化のすべてをどう理解・説明したらよいのか。
その世界にギリギリまで近づきながらその世界を超えることが出来ない物理学の限界に対して、人間の五感覚脳の認識の限界の指摘とつなげて、HITOTSU学の観点から整理・説明して前半を終了しました。

後半は、超ひも理論の世界を理解するために、3つの観点からイメージを共有していきました。
宇宙全ての物質の最小単位は粒子ではなく、超・超ミクロの振動するひもが正体であり、全てはひもの振動パターンの違いであるという1つめの観点。

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そのひもは、素粒子の標準模型で説明される領域よりもさらに高エネルギー、高温、高密度の、超対称性が成り立つ普遍的な世界を背景として存在するという2つめの観点。

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そして、その理論の整合性が成り立つために、数学的に導き出された10次元という摩訶不思議な多次元空間理論を必要とする3つめの観点。

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さらに、5つのモデルによって説明される10次元の超ひも理論をひとつに統合する、11次元のM理論、膜宇宙論の説明がされた上で、非常に高度で抽象的なその膜宇宙の世界を、HITOTSU学の観点からどのようにイメージすればよいのか、公開講座の時間内で伝えられる限りの内容がNohさんから語られました。

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超ひも理論自体は、まだ明確なひとつの原理や方程式、実験証明がされていない仮説の域の理論ではありますが、粒子からひも、そしてひもから膜へと説明される物理の理論とイメージの展開を、明確なHITOTSUのイメージがあるからこそシンプルに理解、説明可能なHITOTSU学の価値を感じ取っていただけたのではないかと思います。

最後は、超ひも理論のイメージをふまえた上で明確にその限界も超えて、この宇宙全ての成り立ちを理解でき、同時に宇宙全てを存在させる力・心そのものでもある新しい人間像、21世紀の人間の再定義の必要性がNohさんから語られ、人間の意識の支配から卒業する新たな時代を開く突破口となる日本の使命を来場の皆様に熱く伝えられていました。

物理学の中でも理解が難解とされる超ひも理論の世界に、炎暑の中ご来場いただいた皆様、
本当にどうもありがとうございました。

次回は、物理のシリーズ最終回となります5次元宇宙論の世界です。HITOTSU学の次元上昇したHITOTSUのイメージと直結する5次元宇宙論を、ぜひ多くの方々と共有させていただきたいと思います。