「HITOTSU学と量子論の世界」全4回シリーズ 第4回

img12_1.gif

2008年の1月から新たに始まった「HITOTSU学と量子論の世界」の4回シリーズも、ついに最終第4回目の講座になりました。

前半、従来どおりの概論の振り返りの中で、今回は新たな道具も皆様にご紹介しながら、次元の違うHITOTSUの動きをどうイメージ化、活用できるようにするか、それが21世紀の人類の課題になる、というNohさんの投げかけがありました。
空間で言えば、縦、横、高さの3次元空間の中に、3次元の存在としてこの宇宙空間の中で生きているのが私達人間です。この3次元の意識の世界、物理的な宇宙空間自体を、もう1次元新たな異質な動き、「中、外」がひっくり返る動きを加えてイメージできるかどうか。
それは、たとえて言うならばデジタル信号のオンとオフ、0と1の組み合わせ、反復だけで全ての複雑多様な世界を生み出すPCの画面のような世界です。

全ての時間、空間、存在を生み出す、究極的、神秘的な異質のHITOTSUの素材。意識でもあり物質でもあるHITOTSUの世界。シンプルと複雑を統合するHITOTSUの世界。そのイメージそのものを日常で活用できるようになることで、生きるということ自体が、問題解決のためでなく、今ここで全ての存在を神秘でみる、生きることそのものが神秘を楽しむことになる、という話の内容でした。

その上で、休憩を挟んでの後半、このHITOTSUの世界にたどり着く途上、量子力学者たちがどのような世界観の変革を人類に提示したのか、シリーズのまとめとして、今回は3つの観点で整理していきました。

slide12-1.gif

物理条件、認識条件に左右されず、どんな条件、状況下においても常に絶対的に変わらない究極的な実在の世界、それが一体どのような世界なのか。ミクロの世界の神秘を探求することで存在の本質に迫っていった量子論の先駆者の言葉もご紹介しながら、人間の意識の世界(時間、空間、存在の世界)の中ではイメージ不可能な、次元上昇した究極の実在のイメージの概要をお伝えしました。

img12_2.gif

次に、人間の五感覚脳に依存した認識方式、人間の主観的な思い込み、人間の観点の絶対性に固定されたままでは決してこの宇宙自然のありのままの姿を理解することが出来ない、人間脳五感覚で認識することの根本的な問題点を、HITOTSU学の観点からNohさんに整理していただきました。

img12_3.gif


img12_4.gif

特に、ニールス・ボーアの残した言葉に対するNohさんの解析は、西洋の物質科学の探求が東洋の心の世界へとつながっていく象徴的なものとして、興味深く参加者の皆様と共有できたのではないかと思います。

img12_5.gif

そして、現代物理学の最大の難問でもある、力の本質とは一体何なのか、というテーマに対して、量子論的な物理的力の相互作用のイメージをお伝えしながら、自然界の全ての力をHITOTSUで統合する世界がどういうものなのか、Nohさんから概要の説明がありました。力の本質、重力の秘密、0と∞の共通点、そういった世界をお伝えしきるにはとても時間の足りない公開講座のもどかしさもありつつ、自然界の4つの力を統合してわけが分からない状態になってしまう現代物理の限界を、シンプルな論理とイメージで理解ができてしまうHITOTSU学のアドバンスセミナーの価値も、感じ取っていただけたのではないでしょうか。

img12_6.gif

存在の本質、認識の本質、そして力の本質。これらすべてがHITOTSUの論理とイメージで整理、説明、理解、納得できる不思議なHITOTSU学の世界。
そして、その世界が実は、一番深い心の世界、オリジナル・マインドの世界につながるものだからこそ、モノの時代から心の時代を開いていける、ソフトな心の国、日本の使命につながるものであることを最後にNohさんが熱く語っていました。

物質文明のバブルがはじけそうな現代、日本の一番良さを前面に出して、危機の時代を逆に人類の黄金時代にひっくり返していけるように、日本文明に自信感、求心力、責任感、使命感を持って欲しいとのNohさんの想いでしめくくられた講座でした。

相対論と量子論、現代物理の二本柱をお伝えしてきたシリーズも、次回の質疑応答で一段階の終了となります。なかなかなじみのない難しい内容にもかかわらずご来場いただき、興味と関心を持ってご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
次回、質疑応答を通したまとめで、これまでの講座内容のポイントと全体像を整理していきたいと思います。