「HITOTSU学と孫子の兵法の世界」第6回

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HITOTSU学と孫子の兵法の世界、シリーズ第6回目となる今回は、全体のちょうど折り返しとなる第七、軍争篇を皆さんと共有していきました。

冒頭に、8月7日に大阪で開催されたJAPAN MISSION PROJECT第4弾のNohさんの講演会が大成功をおさめられたことに対して、出発地福岡から始まったJAPAN MISSIONのうねりが日本中に広がって行く喜びと感謝を込めたNohさんからの報告がありました。

 今回の講座の前半でもNohさんが改めて強調していましたが、人間の長い戦いの歴史の過程で、戦いの場が軍隊を使った戦場から企業を使った市場へ移り、そして現代は、世界中が大きな経済危機に見舞われ、未来への代案が乏しい状態にあります。
大きな歴史の臨界点を迎えている今だからこそ、西洋が作り上げてきた戦いの場のプレートを日本が新しい次元に引き上げ、全ての人が自分自身の意識空間、考え、心に勝利することができる「心場」での勝利を手に入れられるようにすることで、平和と希望、創造力に溢れる未来を創建して行きたい、そのために一日も早く多くの日本人がJAPAN MISSIONに気づいて欲しい、というNohさんからの熱のこもったメッセージがありました。

争い・戦争の本質的な原因は、人間の○×判断基準、人間の分離意識、エゴ意識にあります。また、WIN-LOSEの判断基準をベースにした経済発展ではなく、 WIN-WIN、ALL WINの判断基準を持った新経済発展モデルを生み出すためにも、人間一人ひとりが持つ根本判断基準の問題と限界を超えていく道を得ることは、とても重要な課題です。

自分では無自覚のうちに色んな問題を生み出してしまっている判断基準をゼロ化させ、自由自在にコントロールできる心の経営力が求められていくこれからの時代に、孫子の兵法を通して心の経営をマスターする5次元認識テクノロジーの意味と価値をお伝えして行きました。
言い換えれば、人間は今までなぜ本質的な幸せを掴み取ることができず、争いや悩みが絶えない不幸と苦痛の歴史を繰り返してきているのか、その根本問題を解決して、幸せになる道具と、幸せになる道具の使い方を、孫子の兵法を通してご紹介しているのが今回のHITOTSU学のシリーズ講座でもあります。

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その中でも、軍争篇をHITOTSU学の観点から独自に解析した今回の内容の本質的な意味を理解することは、「心場」に勝利する上で非常に重要になります。

私達人間は、日々生きている現実世界の中で、常に前に進んでいくことで理想や夢を掴んだり、問題解決をはかろうとしたりします。それは、自分が求めるものに対して一番真っ直ぐな近道を前進していこうとする姿勢といえますが、孫子が軍争篇で伝える「迂直の計」では、実は一番遠く見える遠回りの道(迂)を、勝利への一番近道(直)に転じることが出来るかどうかが、軍争の最大の鍵であることを述べています。
心の戦場で軍争に勝利することは、前進中毒になって前に進むことで掴むものではなく、現実から完璧に離れ、究極的に心の根源まで後退すること、つまりオリジナルマインドそのものまでバックして、その上で改めて現実と出会うことで、「心場」での勝利を完全に掴み取れるものなのです。

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「急がば回れ」の日本のことわざが示すとおり、一番遠い道、「心路」を通ることで完璧な勝利を得ることができる、「心場」での戦いの道。
複雑な現象世界から離れ、究極的にシンプルなHITOTSUの世界を得て生きる新しい生き方、最も根本的な問題解決方の意味を、皆さんと共有した第6回の講座でした。

次回は第八、九変篇をお伝えして行きます。
ご来場の皆様、どうもありがとうございました。

「HITOTSU学と孫子の兵法の世界」第5回

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HITOTSU学と孫子の兵法の世界、福岡でのシリーズ第5回目となる今回は、第六、虚実篇の内容を皆さんと共有して行きました。

はじめにHITOTSU学の概論的な説明をさせて頂く中で、今回は盧さんから、「認識疾患」という新しいキーワードが提示されました。
様々な体の疾患や精神の疾患があるように、私たち人間は生まれながらにして、人間脳5感覚の不完全な認識による認識の疾患を抱えて生きています。
豚インフルエンザで大騒動になっても日本ではひとりの死者もでていないのに、10年以上毎年3万人以上の方が自ら命を絶っている現状に対して、本当に危機感や切迫感を持って自殺の問題を根本原因から治療していく機運が、社会には充分には広まっていないのではないでしょうか。
自分の脳から生み出された自分の考え・感情をコントロールできないまま、自分の考え・感情に支配され、心を閉ざし、病んで行きながら、ついには肉体までをも自ら殺してしまう深刻な問題と現代日本人は直面しています。

人間とは何なのか、人間が生きている意味が何なのか、人間は何をどのように考えればよいのか。自分の考え・感情をいかにコントロールしながら、自らの人生の主導権を取っていけるのか、それを不可能にさせてしまっている根深い認識疾患を抱えて生きる今までの生き方を大きく変化させる希望の道を、HITOTSU学では案内しています。

その上で、前半はまず、前回までにお伝えした計篇、作戦篇、謀攻篇、形篇、勢篇のポイントを振りかえって行きました。
従来の孫子の解析とは全く異なる切り口で、21世紀を生きる私達全てが避けては通れない心の戦場、「心場」において、いかに戦いに勝利をおさめることができるのか、自らの人生を最大限価値ある楽しいものにするための要点を皆さんと共有して行きました。

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さて、今回の第5回目の講座のメインである虚実篇の内容ですが、虚実篇のポイントはいかにして戦いの相対的優位を獲得し主導権をとるか、という点にあります。
戦場において、もしも敵軍の動きを自在にこちらがコントロールできるような戦いの主導権を握っていれば、その戦いでの相手の命運はもはやこちらの手中にあるのと同じです。
そのような戦いの方策を、孫子は兵の「実」と「虚」の自在の変化と運用によって語っています。
一般的な虚実篇の解析をお伝えした後でのHITOTSU学の観点からの解析では、自らの心と相手の心、それらが交錯する「心場」での心の主導権の取り方が、盧さんから語られて行きました。

人間が、自らの脳が生み出す考えや感情、自らの心に対して主導権を取れないままでは、考えの道筋も整理できず、逆に、誰か別の人の論理や思考、判断基準に従わざるをえなくなってしまいます。
自分の心に負け、他人の心にも負ける生き方ではなく、戦いの主導権を得るために、脳の不完全な認識とそこから来る不完全な判断、思考の次元を超えて、認識次元上昇を果たすことの重要性を改めて皆さんにお伝えしていきました。

また、虚実篇では、兵の運用の理想の極致は、「無形」に到達することであると指摘しています。水のように柔軟で、とらわれず、とどまらず、相手に合わせて自在に姿を変え、有形の相手をすべて包み込み覆ってしまう、そんな「無形」の在り方と同様に、認識次元上昇して出会う「本来の心」そのものになれば、水のような無形の心を手に入れることが出来ます。

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モノ、金、情報だけでは限界を迎えている21世紀、心の時代の勝者となって、日本のソフトパワーで、全世界に対して新しい希望の世界づくりをぜひ広げていって欲しいという盧さんの熱い想いが語られながら終了を迎えた、今回の講座でした。

次回は、武田信玄の風林火山で有名な軍争篇を皆さんと共有して行きたいと思います。
豪雨の後で雨の中ご参加いただいた皆様、本当にどうもありがとうございました。

「HITOTSU学と孫子の兵法の世界」第4回

4月、5月と2ヶ月の休講をはさみ、会場も新たになった福岡でのHITOTSU学特別講座。
休日、日曜日の14時という時間帯にお集まり頂いた会場の皆様、どうもありがとうございました。
HITOTSU学と孫子の兵法の世界、第4回目となる今回は、前回までの振り返りで第一:計篇、第二:作戦篇、第三:謀攻篇のポイントをお伝えした上で、第四:形篇、第五:勢篇をお届けいたしました。

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まず第一:計篇のポイントは、「計ることの大事さ」です。「計」の基本を、5(五事)・7(七計)・13(詭道)で伝えている孫子ですが、計る人間一人ひとりの、判断基準の異質性と不完全性を語れておらず、また五事の第一、“道”の本質を語れていない問題があります。人間の四苦八苦の原因、そして全ての“争いの本質”にもつながる「判断基準の本質」とは一体何か、そして究極の「道」をHITOTSU学の観点からお伝えしました。
第二:作戦篇は兵を起すに当たっての経済的な観点とつなげて「速戦速勝」の重要性を伝えていますが、“一番速い勝負”とは一体何かを語っていません。
戦争の本質を究極まで突き詰めた結論として、HITOTSU学では、「今ここ最高の自分」をつくる一番速い勝負とは何かを語っています。今、今、今の連続で生きている人生の上で、今ここ、この瞬間に勝利する勝負。そして一度明確に勝利したら永遠に負けない勝負の世界を語っていきました。
そして第三:謀攻篇では、孫子の文言の中でも非常に有名なポイント、「敵を知り、己を知ることの大事さ」を伝えています。ですが、戦争の本質を考える最、本当の敵とは、本当の己を知ることとは何かを孫子は語っていません。

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戦場から市場、そして心場へと戦いの場が移り変わっている現代、戦うべき相手とは何か?そして戦う自分とは一体何か?戦いの主体と対象を明確にし、それに勝利していくことをHITOTSU学の独自の解釈でお伝えしていきました。

第三篇までのポイントが盧さんから振り返り整理されたあと、いよいよ、第四:形篇、第五:勢篇の内容へと入っていきました。

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日本語でも日常「形勢」という言葉が一般化して使われているように、形篇と勢篇を切り離して理解するのではなく、つながった内容として、まずは一般的な解釈を皆さんと共有して行きました。
一般的な解析としては、まず相手が攻めてきても負けることのない「不敗の態勢、形」をつくった上で、こちらが攻めたら勝つことができる勝機を待ち、タイミングを逃さず兵を「勢」に従わせて勝利を得ることを語っています。

HITOTSU学から解析すると「形」とは、アイデンティティの世界です。自分自身をどう思うのか、自分とは何者なのか、どのように自己を認識するのか、アイデンティティの問題はHITOTSU学を理解する上で最重要のポイントです。
人間の全てのイメージや感情、考え、表情、言葉、行動は、無意識のアイデンティティから発して全てに影響を与えています。ですから、どのようなアイデンティティセッティングがされているかが、現実の勝負の上で、見えない最重要の要素になります。
勝利のためには、個人や組織がどんなアイデンティティを持つことができるのかが非常に重要ですが、「孫子の兵法」では理想のアイデンティティの在り方や、それに至る道が語られていません。

普通人間は「この体だけが自分である」というアイデンティティを当然のこととして疑いませんが、その固定された思い込み・イメージをすべて爆発させることができ、本来の自分のアイデンティティを取り戻すことができる5次元認識テクノロジーの意味が盧さんから語られました。
矢を放つ時に、もうそれ以上引っ張れないところまで究極にバックして全ての力をそこに込めた時、一番強烈な爆発力となって、矢は一直線に目標に向かって飛んでいきます。そのように、本来の自分とは何者なのか、もうそれ以上バック出来ない究極の出発点まで一度戻ることで、生きるエネルギー、人生の方向性が力強く放たれて、勝負のタイミング、「勢」を得ることが出来るという説明がなされました。

最後に、個人一人ひとりの出発のアイデンティティの変化が、社会、そして人類のパラダイムの変化にもつながることが盧さんから語られ、その変革のミッションを持った日本と日本人への熱い想いが会場に伝わっていきました。

次回は第六、虚実篇の内容を共有して行きたいと思います。梅雨の暑い中ご来場いただいた皆様、本当にどうもありがとうございました!

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