「HITOTSU学と5次元宇宙論の世界」全1回

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2007年の8月からお伝えしてきたHITOTSU学と物理理論のシリーズの講座も、今回でついに最終回となりました。
物理のシリーズ講座としては通算13回目となる今回のテーマは、日本でもベストセラーとなり話題を呼んだ、ハーバード大学教授、リサ・ランドール博士の5次元宇宙論をHITOTSU学の観点から解析したもの。

物理のシリーズ最終回として、冒頭Nohさんからの感謝もこめて皆様へ挨拶がありました。
人間とは何なのか、生きるとは何なのか。それが分からないまま、ただ生きるのが精一杯の、人間の意識の器に固定された今までの生き方が大きく変わる時代が必ず来ること。
そして、今からの地球と人類にとっての大きな希望と感動を、必ず日本から広げて行くことができること。
それを13年間、1mmも変わらずに伝え続けてきたその根本の確信になる世界を、今日は物理学の5次元宇宙論の世界とつなげて語ってみたいと思います、との趣旨のお話から講座が始まりました。

前半は、次元というものが物理学の歴史の中でどのように捉えられてきたのか、ニュートンからアインシュタイン、そしてアインシュタイン以後の多次元時空の概念や超ひも理論の世界も少し振り返りながら、リサ・ランドール博士が提唱している5次元宇宙の世界観に迫って行きました。
2次元平面のフラットランドの住人が3次元の世界に気付くことが出来ない例えの引用や、2次元の影を映し出す3次元のペットボトルの射影の例などもとりいれながら、まずは次元というものに対するイメージと、私達が見たり聞いたりする次元だけが全てではないという理解とイメージを深めて行きました。

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超ひも理論からつながる膜宇宙論の世界とも似ている5次元宇宙の世界ですが、バルクという概念を用いていること、10や11次元という数学的な次元ではなく物理的次元に引き戻して理論展開されていること、隠された次元が、コンパクト化されているのではなく、私達を取り囲む外の世界に出て広がって行くという相違点などを押さえながら、まずは一般的な5次元宇宙論の観点を共有して行きました。

宇宙全ての存在と変化を生み出す秘密、隠された世界の真実を明らかにするために、多くの科学者が挑んできた物理的宇宙の探求。
量子論の不連続の世界と相対論の連続の世界をひとつにまとめ、連続と不連続の世界を統合した超ひも理論の世界。そして、粒子からひも、ひもから膜へと展開されながら連なって来ている5次元宇宙論の世界ですが、この宇宙の秘密を理解するための鍵として、物理の次元の縦、横、高さの動きだけではないもうひとつの動き、すなわち、中・外の動きのイメージをリサ・ランドール博士は語っていないというNohさんからの指摘がありました。

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中も外もなく、中と外が変化する、ひとつの動き。その動きの構造がイメージできるかどうかというのが最大の鍵で、そのイメージの限界を突破することで、全ての物理現象、全ての物理的問題がクリアできるという内容の話が展開されました。
次元上昇したHITOTSUのイメージがないとなかなか理解不能な、一般公開講座で出来る伝達内容のギリギリの説明でしたが、ご来場の皆様には興味を持って受け入れて頂けたように思います。

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終盤には、この宇宙を司る4つの力を統合するために立ちはだかる重力の階層性問題を取り上げながら、外の3つの力と次元が違う重力の秘密をどう理解すればよいのか、般若心経の空と色の世界とつなげてのNohさんからの解説がありました。
最先端物理の宇宙観と、物理学の重力、仏教の空の世界。そして、本来の自己、本来の心そのもののイメージとつながる、次元上昇したHITOTSUのイメージ。

人間の意識、人間の脳の支配のもとでの体人間の時代を終わらせて、健康な心、無限大の可能性を秘めた自己そのものと出会うことの重要性が改めて語られた後、毎回恒例となっているNohさんからのポエムで、今回は「博多山笠の祈り」をお届けしました。

最後に、Nohさんからの日本と日本人に対する熱い想いが会場を包み、近代文明に一番貢献した日本が、今、全人類を取り込む明治維新を起こして、人類の希望になって欲しい、国家民族を超えて、希望と感動溢れる日本を創りたい、自分の想いはそれだけです、という強い意志のこもった言葉でしめくくられました。

一年以上に及んだHITOTSU学と物理のシリーズの講座も、今回で終了となります。
今後さらに内容を整理発展させ、次元上昇したHITOTSUのイメージと直結させて語るスペシャルセミナーという形で、皆様に全ての内容をまとめてお伝えできると思います。

次回からは、西洋の知性が追求しつづけた世界から、東洋の深い叡智の世界を皆様と共有して行きたいと思います。
東京に続き福岡で開講される、HITOTSU学と般若心経の世界に、どうぞご来場ください。