「HITOTSU学と量子論の世界」全4回シリーズ 質疑応答を通したまとめ

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昨年シリーズでお伝えしましたアルバート・アインシュタインの相対性理論に引き続き、今年2008年の1月から連続4回シリーズで皆様と共有してきた、「HITOTSU学と量子論の世界」。
今回は、頂いた質問に対する質疑応答を通して、これまでの内容をまとめていく形式で開講させていただきました。

これまでの4回の講座でのアンケートや、お配りした質問表から整理させていただいた質問と、当日の講座の中で、その場でいただいた質問とにNohさんから回答してもらう、Q&A形式で、以下のような質問に答えさせていただきました。

Q.量子論は難しくて、理解する必要性は別にないんじゃないでしょうか。
  大学教授より歌手の方が人気があるのはなぜですか?
  盧さんの考えを聞かせてください。
Q.波動、粒子はイコール精神といえますか。
Q.神・仏の世界とオリジナル・マインドの世界をつなげて説明を聞きたいです。
Q.「デジタルのイメージ」、「0と∞の共通イメージ」とは?
  オリジナル・マインドをgetしたらどうなるかをもっと具体的に知りたい。
  3泊4日に参加すると全員が無意識の世界が分かるようになりますか?
Q.様々な学問のフレームワークを用いてこの世の真実を解き明かし、
皆を理解させ納得させたところで、何が生まれるのでしょうか?
Q.不思議に思ったのですが、量子論や様々な学問ができる前に、HITOTSU学のような  学問体系ができなかったのでしょうか?
  それも、なぜ今の時代なのでしょうか?
Q.私は宇宙や存在を知りたいと思うのですが、興味を持たない人もいるのはなぜですか。
こういう世界を伝えられたらと思うのですがどうしたらよいですか。
Q.物理学がいう4つの力の中で、電磁力と弱核力を統一させた観点、それに加えて強核力も統一させた観点、そして重力もふくめて4つの力を統一させる観点がどのようなものかお聞きしたいです。
Q.13年間の歩みの中で、支えになってきたものは何ですか?
Q.地球上の人口増加、食料不足についてどう思いますか。
  新聞やメディアをどう思いますか。
  成功者の定義は何ですか。
Q.HITOTSU学の観点から見て、混沌の日本に活路はありますか?


多様な視点からの幅広いご質問、どうもありがとうございました。限られた時間ではありましたが、これらの質問に対するその場でのNohさんの回答を、臨場感を楽しみながら聞いていただけたのではないかと思います。

今回の講座を通して、Nohさんから、「意味・価値の進歩」が大切、というキーワードが何度もあげられていました。モノ・システムをずっと進歩させ続けてきた物質文明偏重の時代の中で、人間が生きることの意味・価値を進歩させる生き方の革命、その大切さ、必要性に目覚めることが本当は何より求められていること。

人間の時間・空間・存在がどうやって生まれるのか、人間と人間の宇宙がどうやって生まれるのか、その仕組みを理解して、今ココで最高の喜び、感動とつながる新しい生き方。精神文明が発達するためには、信じる世界を超えて、宇宙自然に対する無知も克服して、考えが卒業できる、その論理とイメージが必要です、というNohさんからの明確なメッセージがありました。

そして最後に、今のこの時代、日本だからこそ果たすことが出来る歴史的な大きな使命、統合共存の新しい人類文明の歴史を開く、その大きな使命のために、モノづくりの日本ではなく、人づくりの日本へ、人類の希望になって欲しい、という熱い思いがNohさんから語られました。

今回のシリーズに続けてご参加いただいた方も、初めてご参加いただいた方にも、何か心に残る想いをお持ち帰りいただけていたら幸いです。

次回以降、HITOTSU学と物理科学のシリーズの最終章へと突入します。
相対論と量子論をどう統合すればいいのか、いまだ明確な結論が導き出されない現代物理の最大難問を、HITOTSU学の観点を通して超ひも理論の世界に迫っていきながら皆様と解明して行きたいと思います。

ご参加の皆さま、ご質問をいただいた皆様、どうもありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。



「HITOTSU学と量子論の世界」全4回シリーズ 第4回

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2008年の1月から新たに始まった「HITOTSU学と量子論の世界」の4回シリーズも、ついに最終第4回目の講座になりました。

前半、従来どおりの概論の振り返りの中で、今回は新たな道具も皆様にご紹介しながら、次元の違うHITOTSUの動きをどうイメージ化、活用できるようにするか、それが21世紀の人類の課題になる、というNohさんの投げかけがありました。
空間で言えば、縦、横、高さの3次元空間の中に、3次元の存在としてこの宇宙空間の中で生きているのが私達人間です。この3次元の意識の世界、物理的な宇宙空間自体を、もう1次元新たな異質な動き、「中、外」がひっくり返る動きを加えてイメージできるかどうか。
それは、たとえて言うならばデジタル信号のオンとオフ、0と1の組み合わせ、反復だけで全ての複雑多様な世界を生み出すPCの画面のような世界です。

全ての時間、空間、存在を生み出す、究極的、神秘的な異質のHITOTSUの素材。意識でもあり物質でもあるHITOTSUの世界。シンプルと複雑を統合するHITOTSUの世界。そのイメージそのものを日常で活用できるようになることで、生きるということ自体が、問題解決のためでなく、今ここで全ての存在を神秘でみる、生きることそのものが神秘を楽しむことになる、という話の内容でした。

その上で、休憩を挟んでの後半、このHITOTSUの世界にたどり着く途上、量子力学者たちがどのような世界観の変革を人類に提示したのか、シリーズのまとめとして、今回は3つの観点で整理していきました。

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物理条件、認識条件に左右されず、どんな条件、状況下においても常に絶対的に変わらない究極的な実在の世界、それが一体どのような世界なのか。ミクロの世界の神秘を探求することで存在の本質に迫っていった量子論の先駆者の言葉もご紹介しながら、人間の意識の世界(時間、空間、存在の世界)の中ではイメージ不可能な、次元上昇した究極の実在のイメージの概要をお伝えしました。

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次に、人間の五感覚脳に依存した認識方式、人間の主観的な思い込み、人間の観点の絶対性に固定されたままでは決してこの宇宙自然のありのままの姿を理解することが出来ない、人間脳五感覚で認識することの根本的な問題点を、HITOTSU学の観点からNohさんに整理していただきました。

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特に、ニールス・ボーアの残した言葉に対するNohさんの解析は、西洋の物質科学の探求が東洋の心の世界へとつながっていく象徴的なものとして、興味深く参加者の皆様と共有できたのではないかと思います。

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そして、現代物理学の最大の難問でもある、力の本質とは一体何なのか、というテーマに対して、量子論的な物理的力の相互作用のイメージをお伝えしながら、自然界の全ての力をHITOTSUで統合する世界がどういうものなのか、Nohさんから概要の説明がありました。力の本質、重力の秘密、0と∞の共通点、そういった世界をお伝えしきるにはとても時間の足りない公開講座のもどかしさもありつつ、自然界の4つの力を統合してわけが分からない状態になってしまう現代物理の限界を、シンプルな論理とイメージで理解ができてしまうHITOTSU学のアドバンスセミナーの価値も、感じ取っていただけたのではないでしょうか。

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存在の本質、認識の本質、そして力の本質。これらすべてがHITOTSUの論理とイメージで整理、説明、理解、納得できる不思議なHITOTSU学の世界。
そして、その世界が実は、一番深い心の世界、オリジナル・マインドの世界につながるものだからこそ、モノの時代から心の時代を開いていける、ソフトな心の国、日本の使命につながるものであることを最後にNohさんが熱く語っていました。

物質文明のバブルがはじけそうな現代、日本の一番良さを前面に出して、危機の時代を逆に人類の黄金時代にひっくり返していけるように、日本文明に自信感、求心力、責任感、使命感を持って欲しいとのNohさんの想いでしめくくられた講座でした。

相対論と量子論、現代物理の二本柱をお伝えしてきたシリーズも、次回の質疑応答で一段階の終了となります。なかなかなじみのない難しい内容にもかかわらずご来場いただき、興味と関心を持ってご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
次回、質疑応答を通したまとめで、これまでの講座内容のポイントと全体像を整理していきたいと思います。


「HITOTSU学と量子論の世界」全4回シリーズ 第3回

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昨年4月から開講しました福岡でのHITOTSU学特別講座、おかげさまをもちまして今回でまる一年を迎えることが出来ました。
物理学の世界をHITOTSU学の観点から解きほぐしていくスタイルで、年明けから始まった量子論のシリーズも今回で3回目を無事に終えることができました。

ルネサンス以降発展し続けてきた西洋の学問が、東洋の世界観に移動していくきっかけともなった量子論の世界。
量子論の精髄を理解し、そこで提示されていることの意味を深く理解し、それを超えていくことで、日本の良さを認められるきっかけにもなる、量子論はそんな学問理論です、というNohさんからの話で開始したシリーズ第3回目。

HITOTSU学の概論をお伝えする中で、今回はNohさんから、人間は考えのプロにならなければならない、というお話がありました。
例えば爪切りで髪をカットしようとする美容師は絶対プロフェッショナルにはなれないけれども、ハサミという道具があればプロになれる可能性があるように、考える動物である人間にも、プロになるための考えの道具が必要だという問題提起。

何をどのように考えれば考えのプロになれるのか?
人間とは、自分とは、心とは、すべての存在の仕組みとは一体何なのか?
意識の次元だけにはまりこんで、自己否定、他者否定、不信や不安や悩みばかりが生産される考えのアマチュアを卒業して、感動や気づきが溢れる考えのプロになるために、意識と無意識を統合した全ての存在の仕組みを知ることが大切、というお話でした。

講座の前半は、前回の内容の振り返りを通しながら、全ての現象を脳の認識の結果で見るHITOTSU学の基礎の観点を再確認して行きました。

後半、タゴールやハイゼンベルクの残した言葉の解釈を通して、科学が語る“客観”の意味が成り立たなくなっていく量子論の世界を共有して行きました。

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物理量が安定し、固定されているように見える全てのものが実は錯覚であること。人間の観測方法によっては、人間の脳の思い込みの世界を超えた、存在のありのまま、実在の世界の真実を知ることは出来ないことなどを、電子の観測問題の例などを通してご紹介しました。
観測する前と後で、物理データが変わってしまう根源的な問題。
ハイゼンベルクの不確定性原理が明らかにしたあいまいで不確定な自然界の姿は、もはや従来の古典物理学の常識では捉えきれない、物理学の真相に肉迫した驚くべき世界観の変革でした。

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また、光速を超える情報伝達、EPRパラドックスの話を通して、存在、固定、分離、有限の枠組みで見る古典物理の西洋的基本概念に亀裂が入り、そのスキマから東洋の世界観が顔を覗かせてきた相補性原理をご紹介しながら、二元論、一元論の世界も超えた不一不二のHITOTSUの世界観への観点の変化をご紹介して行きました。

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奇しくも、意識の次元だけで宇宙自然の真実を知ることの限界の臨界点に到達してしまった量子論の世界。
その限界を超えて、意識と無意識両方を統合したHITOTSUのイメージを道具に、全く新しい考えのプロ、人間のプロとして生きる道を案内するHITOTSU学のチャレンジを感じていただけたのではないでしょうか。

宇宙137億年のすべてを引っ張って、今ここ無限に感動幸福の根を深く張った生き方。
そして、人間一人ひとりの個性の花を美しく咲かしていける新しい時代を、心の国、日本から全世界に広げて行きましょうというNohさんの熱い思いで今回の講座はしめくくられました。
ミクロの世界の不思議を共有しながら、21世紀を生きる私達の人間のあり方の変化の必要性を少しずつ感じていただけて来たのではないかと思います。

次回、シリーズ最終回は、量子の世界をもう少し共有しながら、物理学最大の難問、量子重力理論に少し触れて行きたいと思います。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
2年目に入ります福岡のHITOTSU学特別講座を、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。


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