現在開催中の特別講座

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第33回HITOTSU学特別講座

今回よりHITOTSU学と聖徳太子『十七条憲法』の世界が開講しました。今月より4ヶ月間にわたり、全4回シリーズでお伝えしてまいります。第1回目である今回は、十七条憲法の中から一条から四条までを取り上げました。

前半ではHITOTSU学の概論と「なぜ今、聖徳太子を取り上げるのか?」についての話でした。そして、後半から、十七条憲法一条~四条までを取り上げ、HITOTSU学の観点から十七条憲法を解析していきました。

HITOTSU学概論では、HITOTSU学が新しい生き方を案内する学問であることを伝えました。人類史上、500万年間、また68億の世界人類に誰一人例外なく、人間は皆、脳を使って生きています。ただ、人間の脳が4次元認識しかできないという限界(5感覚脳の観点固定)をもっているのです。その5感覚脳に観点が固定している限り四苦八苦の生き方が解決できないので、HITOTSU学では、次元上昇したHITOTSUのイメージを道具に「観点次元上昇」が出来た人間の生き方、四苦八苦ではなく四楽八楽の生き方を案内しているのです。

観点の次元上昇のイメージをお伝えするためにフラットランドの映像も使いました。興味のあるかたはご覧ください。
http://www.youtube.com/watch#!v=B2kWds9T5X4&feature=related

なぜ今、聖徳太子を取り上げるのか?
聖徳太子に関しては、その存在を疑うものや、「十七条憲法」の評価、また記載されている日本書記そのものの信憑性を疑うものなどの学問的、批判的な研究もありますが、本講座ではそのような議論をするのではなく、実際に残っている「十七条憲法」をHITOTSU学・5次元認識テクノロジーの観点から解析することで、時代的課題、歴史的、人類的課題を解決し、どのように未来に活用していくか、という観点で進めてまいります。

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聖徳太子は日本の通貨に過去7回も登場するなど、日本人だったら誰もが知っているでしょう。聖徳太子が活躍した時代は飛鳥時代(593~694年)初期。この時代に倭国(倭)から日本に国号が変更され、日出ずる国・日本が出発した象徴が聖徳太子とみることができます。聖徳太子は当時、複雑な権力争いの中で、神道と仏教と儒教を衝突ではなく融合へと導くなど日本の「和」の精神を政治の世界で具現化しようとした人物でした。つまり東洋思想の激しい戦いの中を「和」でまとめて理想の国家の在り方・方向性を示した人物でありました。21世紀日本の方向性に対する答えが「聖徳太子の和の世界=観点の次元上昇」にあり、今こそ日本から新しい文明を創っていくときであるからこそ、今、聖徳太子を取り上げさせていただきました。

第一条:
「和をもって貴しと為し」で始まる第一条。国のかたち、国家理想としての「和」について言及されています。平和を最も大切にし、抗争しないことが模範とすべき姿です。また。争いの原因は黨(トウ)、つまり無明(真理に暗いこと)であると言います。聖徳太子の人間観がみられます。
第二条:
「篤く三宝を敬え」で始まる第二条。人間の仏性・悟りの可能性について説かれています。三宝を敬えば、党派心を超えて、和の理想国家を確立できると言います。聖徳太子にとっての仏教はそのような意味で、生きとし生けるものを正しく救う、「和」を実現するための方便・巧みな手だてであったと解釈できる。
第三条:
「詔を承りては、必ず謹め」で始まる第三条。「天皇の詔を受けたら必ず謹んで承れ」の意味は、君主(トップリーダー)と豪族・官僚(サブリーダー)の存在理由を自覚した上で、君主の最終決定、詔が人民を庇護することを目的としている限りにおいて、徹底的に従うことを求めています。
第四条:
「礼を以て本とせよ」ではじまる第四条。リーダーの役割と手本は、「礼」であると言います。国民全体の倫理観がしっかりすれば国は自然に平和になります。

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HITOTSU学・5次元認識テクノロジーからみると、十七条憲法を読み解くためのキーワードは、「和」と「黨」です。「黨」の意味するところは、「部分イメージ」と「集団思考の支配」です。一方「和」は「完全イメージ」と「大自由思考」を意味します。聖徳太子は、仏教から無明の克服を、神道から万物の存在理由を、儒教から礼(組織のあり方)を説いたように、特定の信念体系にこだわらず“いいとこ取り”をする「和」を象徴していします。しかし、どうすれば「和」を実現できるのか、というポイントにおいて物足りなさが残ります。なぜなら、「和」を実現するためには、「1」(絶対世界)の定義なくしてあり得ないからです。そして、「1」(絶対世界)から、「2」(相対世界)がどのように成り立つのか。それは無明の克服にもつながる世界です。
西洋の科学技術は、「2」(相対世界)を細分化することを通して発展してきましたが、細分化したものをどう統合すればよいのかがわからない現状です。結果として現代は、物質的な豊かさが手に入った一方、うつになったり自殺をしてしまう人が増えるなど、精神的な豊かさ欠如しています。そこには、観念から自由になることができず、考えに負けてしまっていることが影響しています。このような時代だからこそ、「1」(絶対世界)を明確にして全ての存在の秘密を知ることが必要なのです。
5次元認識テクノロジーでは、「1」を「5次元の動きしかない」と定義し、全ての存在の秘密を明らかにします。Nohさんは、万物に通ずる「1」を悟り知ればこそ、韓国ではないここ日本の地でJAPAN DREAMを訴え続けます。なぜなら、聖徳太子が最も貴いものとして扱い、万物への感謝と、万物から学ぶことができる「和」の精神が悟りと深くつながるからです。大和魂が眠る日本人こそが、現代社会の危機を突破し、68億全ての人がNoを言えない仕事ができると、Nohさんは日本人の可能性を確信して止みません。
日本には素晴らしいリーダーである聖徳太子がいた。日本から新しい突破口をつくるリーダーシップが生まれるタイミングである。Nohさんは日本の可能性に人生をかけて、この福岡の地から出発して今、15年目です。全世界の責任をとれる日本素晴らしい日本を共に創っていきたいと熱く語っていただきました。

次回は第五条から九条を取り上げていきます。
新シリーズにご来場いただきまして本当にありがとうございました。次回もみなさまとお会いできることを心より楽しみにしています。

「HITOTSU学と孫子の兵法の世界」第8回

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HITOTSU学と孫子の兵法の世界、第8回目となる今回は、第九、行軍篇の解析を皆さんと共有していきました。

はじめに、HITOTSU学の概論的な説明をさせていただく中で、改めて、学問の目的とは何でしょうか?という問いかけをさせて頂くところから、今回の講座が始まりました。
人間は生まれてから生を終えるまで、何かをずっと学び続ける存在といえます。私達は当たり前のように幼児期から小、中、高、そして大学、社会人へと教育を受け続けてきていますが、教育の目的、そしてその根源となる学問の目的とは一体何でしょうか?

世間一般的なイメージでの学問の目的と異なり、HITOTSU学は、幸せな人生、幸せな世界を作るための学問です、という規定から、HITOTSU学の概論的な内容とその意味をお伝えしていきました。
その中で盧さんから今回語られたのは、私達が学び、生きていく意味や価値とは、「for~(~のために)」、の世界で求められるものではなく、「by~(~によって)」の世界を深め、まずそれを悟り知ることで、初めて本物の充足が得られる、という趣旨の内容でした。

何かを成就する為に、地位や財産を得る為に、あるいは問題を解決する為に日々の人生がある、という、「for~」の生き方ではなく、一体何によって宇宙が生まれ、一体何によって自分が生まれ、一体何によって自分が生き、一体何によって人は出会い、一体何によって人は死んでいくのか、という、「by~」の生き方を得ること。
人間と人間の現象世界、宇宙森羅万象の全てを、5次元の異質なHITOTSUの動きによって(by)全て貫いて解析、理解、説明でき、それが今ここ、自分が生きる意味、感動、喜び、感謝そのものとつながるのが、HITOTSU学が提唱する新しいライフスタイルです。

いつもとちょっと違う角度からのHITOTSU学概論で、HITOTSU学が提唱するHITOTSUの世界が、一般的にいわれるワンネスよりももっと深いものであることを感じ取っていただけたのではないでしょうか。

概論の後は、前回までの振り返りと行軍篇の一般的な説明をお伝えした上で、盧さんの独特な5次元の観点から、心場にあてはめて応用解析したらどのように行軍篇の内容を理解できるのかをお伝えしていきました。

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行軍篇は一般的には、軍を進める際、どのように進軍するか、どのように敵情を偵察、洞察すればよいか、何に留意して自軍の内部の質や機能を高めればよいのか等といった、行軍に関しての注意事項を述べたものです。
戦国時代当時の中国大陸での行軍の様子を思い浮かべながら読めばとても面白い内容ではありますが、これを現代の心場、意識空間の戦いにどのように応用すればよいのでしょうか?

行軍して行くには、軍が進み勝利へ向かう到達地点となるゴールがあります。軍という「存在」がさまざまな相性の「時間・空間」を進んで、一丸となってゴールへと向かうのが進軍の本質といえます。
また、軍には、兵士とそれを統率する将がいますが、心場における兵士とは、自分自身の思考、論理、感情、言葉、行動であると位置づけることが出来ます。

人生のさまざまな局面におけるそのときどきの目的目標、向かうべきゴールを勝ち取って勝利を得ることができるのか、それとも、ゴールへうまく進軍することが出来ずに敗北の人生で終わってしまうのか。
自分の人生を前に進めるには、自らの心の中の兵士を自在に統率し、進軍させ、勝利人生のゴールへと向かえる体制と実践行動が必要です。そしてそのためには、全体を俯瞰してコントロールできる、兵士とは次元の異なる、将に相当する心のポジションを持つことが必ず必要になります。
それこそが、4次元の自分の思考感情に負けない、5次元認識の世界であり、全体を理解、説明できる、「by~」の世界を得る意味でもあるのです。

独特な観点からの孫子の兵法の現代的応用のほんの一端ですが、盧さんの柔軟な発想と本質をついた行軍篇の解析に、心場を制する孫子の兵法の意義、魅力を感じ取っていただけたように思います。

次回は、第十、地形篇の解析をお伝えします。回をおうごとに孫子の兵法の全体像と5次元認識の観点がつながって深まっていくHITOTSU学と孫子の兵法の世界、初めての方、途中からの方でも、どうぞお気軽に一度ご参加ください。
ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。

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